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PreDiabetesを治そう
成人型(Type II)糖尿病は心筋梗塞、及び腎不全や脳卒中と強く相関しています。糖尿病患者は、普通の患者よりも12年も早く心臓病を患うと言われています。糖尿病は最初の4-7年位は症状が全くないことが多いので、医療機関を受診して、無症状状態から健康診断で糖尿病のスクリーニング検査を受けることが重要です。糖尿病になる前の段階(Prediabetes)で、生活習慣や食事療法を改善することで、糖尿病を避けることが可能です。 Prediabetes状態は、血糖値は正常値より高いものの、II型糖尿病と診断されるほど高くはない状態です。糖尿病と同じように、Prediabetesは心臓病、脳卒中のリスクが高まる状態と定義されています。Prediabetesの基準は、空腹時血糖(FPG)値が100~125 mg/dL、またはヘモグロビンA1c(HbA1c)値が5.7%~6.4%です。 米国糖尿病学会(ADA)は、糖尿病やPrediabetesの診断に主に2つの検査を使うことを勧めています。 1.空腹時血糖値(FPG)検査: 少なくとも8時間絶食した状態での血糖値
麻疹ワクシンの接種率の低下
アメリカにおける麻疹(はしか)ワクチンの接種率は、近年低下傾向にあります。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、2025年の麻疹感染者数が1227件(6/27/2025現在)に達したと報告しています。そのうち95%がワクチン未接種または接種状況が不明な人々で占められてい...
心臓病の早期治療
心臓疾患は最近日本で増加傾向にあり、一番よくみられる心臓疾患は狭心症や心筋梗塞です。どちらも動脈硬化が大きな原因で、増加原因には食生活の西洋化(肥満度、食事の脂肪類の摂取)が最もよく指摘されています。心筋梗塞は心臓の周りの冠動脈が動脈硬化と血栓によって塞がり、心筋細胞を養っ...
大切な人の命を救う
2020年のAHA(American Heart Association)が出した心停止後の生存データによると、アメリカでは病院外で毎年、35万人が何らかの原因で心停止を起こしています。主な原因として、心筋梗塞や冠動脈疾患が挙げられます。40%の人は、そばに居る人による救命...
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