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大腸・直腸癌

大腸・直腸癌は全ての癌の中で2番目の死亡率である。 大腸癌・直腸癌のほとんどは, ポリープから発生すると考え られ、45歳位から発生率が高まる。 75%は大腸癌のリスクファクターのない人に発生するが、 家族歴(例えば両親の一人が大腸癌の場合)のある人は、 そうでない人より大腸癌が発生する可能性が約2倍高くなる。 大腸癌の発育は比較的ゆっくりで、スクリーニング大腸カメラ 施行時にポリープの段階で切除すると大腸癌の発生を未然 に防ぐことが出来る。 大腸癌の初期にはあまり症状がないが、出来るだけこの時期 に検査を受けるべきである。下血、体重減少、倦怠感、貧血、 血液検査の異常等が出る段階になると、癌はすでに進行した 状態になっている。末期になると、肥大した癌が腸を閉塞したり、 体中浸潤したり、治療をしても予後は決して良好ではない。 治療法としては摘出手術、ステージの高い大腸癌は抗がん剤 治療を、直腸癌はその他、放射線治療をする事も出来る。

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